
このたび、2027年6月25日(金)・26日(土)の2日間、福岡の地において、第27回救急整形外傷シンポジウム(EOTS)を開催させていただくこととなりました。
本会は当初、沖縄での開催を予定しておりましたが、開催延期を経て、あらためて福岡で皆様をお迎えいたします。開催を心待ちにしてくださっていた皆様、ならびにこれまで準備にご尽力いただいた関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
今回のテーマは、「新しい整形外傷のリーダーズへ」です。
EOTSはこれまで、開催地ならではの開放的な雰囲気のなかで、多くの整形外傷医が交流を深める貴重な場として発展してきました。その魅力を大切にしながら、今回を一つの転機として、整形外傷について真摯に考え、日々の診療に直結する知識と経験を学び合う、より学術性の高い会へと進化させたいと考えています。
整形外傷の治療では、限られた時間のなかで重症度を判断し、患者さんの生命と機能を守るための決断を重ねなければなりません。そこには、手術手技だけでなく、救命救急、多職種連携、合併症への対応、さらに治療後の生活を見据えた長期的な視点が求められます。
本会では、「記憶に残る症例」「重傷外傷」「重度骨粗鬆症を伴う整形外傷」「骨盤寛骨臼骨折」を一般演題として募集いたします。また、外傷センター構想や高エネルギー骨盤損傷など、これからの整形外傷診療を考えるうえで重要な課題についても、第一線で活躍される先生方と議論を深めたいと考えています。
若い先生方には、成功例だけでなく、判断に迷った症例や治療に難渋した経験も積極的に発表していただきたいと思います。一つの症例を皆で振り返り、異なる考え方に触れることは、整形外傷医として成長するための大きな力になります。本会が、次代を担う若い外傷医にとって、新たな一歩を踏み出す機会となることを願っています。
そして、学術的な議論の後には、福岡の美味しい料理とお酒を囲みながら、世代や施設の垣根を越えて語り合いましょう。若い外傷医と経験豊かな先生方が率直に意見を交わし、新たな出会いや連携が生まれることも、EOTSの大切な役割です。
整形外傷医療の現在を見つめ、その未来をともに考える2日間にしたいと思います。多くの皆様の演題応募とご参加を、心よりお待ち申し上げます。
第27回救急整形外傷シンポジウム(EOTS)
会長 大畑徹也
新百合ヶ丘総合病院 外傷再建センター